華麗なる一族・・・最終話
最後は“将軍”の死で終わりましたね。
鉄平の自殺はある程度予想出来た展開ではあったが、何故エンディングに自宅の池の鯉の死を選ばなければならないのか、私にはあっけない終わり方であった。祖父敬介の怨念とでも言いたげな場面なのであろうが、このドラマの主題を表すには少し間違った捕らえ方ではないのだろうか。
志を失った時に、その場から終焉に向かうと察していながらも、何故自分は明日の太陽を見ないのであろうかと、鉄平の自問自答の言葉で問題を提起した事で、このドラマをつまらないエンディングにしてしまいました。都市銀行再編を実現した大介に次なる展開を意図する永田大蔵大臣と美馬の場面は、このドラマには全く必要なかった。何故このドラマの中で描かなければならないのか、私には全く理解できない。まさか次回作を考えたというのであろうか?
鉄平の死を描くのであれば、彼の志を何らかの形で表して欲しかった。自分の子と判明した時点での大介の無念さ、運命の残酷さを見事な演技で涙を誘った事と、高須相子の涙の演技も見事であったものの、原作に乗っ取ったストーリーに拘り過ぎた為か、鉄平を主役にした本来の目的が最後の最後まで描ききれなかった印象を受けた。
華麗なキャスティングを揃えたドラマではあったが、残念な結末であった。













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